ちびっこ日記

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2004年 11月 08日 ( 2 )


2004年 11月 08日

おそらく今年の My Best Hit

それは、大崎善生さん。
ことごとく、その時々の、わたしの状態にはまりこんでくる。
読んだ順に御紹介。といっても、内容にはあまりふれていない?かも?

『孤独か、それに等しいもの』 2004.5

題名にやられた。
この本を手に取ったのは6月のはじめ。
わけもわからず、とにかく寂しかった。
会社や友だちといれば、大笑いをする。
けれど、帰り道、電車を降りると、とにかく涙があふれてくる。
そんな日々だったきがする。

5つからなる短編集。
それぞれ、主人公の記憶のひとつを中心にかかれている。

……などと書きつつ、実はよくおぼえていない。
とにかく、これを読み終えるころ、いてもたってもいられない病的な寂しさが
一時的に消えて行ったのである。


『パイロットフィッシュ』 2004.3

悔しかった。いや、今も悔しい。
わたしが、思い、感じ、考えていることを、こんなに的確に文章にまとめるなんて……。

いい小説は、最初の3文でわかる。
誰が言ったか知らないが、それが見事にあてはまる。

この本をある人に贈った。
おそらく傷付けただけで、何も伝えられなかったと思うけど。
離れても、この先もずっと君に影響され続けて生きて行くんだと。
離れても、大切な人であるんだと、伝えられなかったとおもうけど。

本屋で立ち読みしてほしい。試しに。
2行でいい。
そこに、ほとんどすべてがつまっている。


『ロックンロール』 ?

元編集者の作家が主人公。
比較的、おもしろおかしく読んだ気がする。比較的。
筆がすすまない作家と、私生活に悩む担当編集者と、その恋人(と、その元恋人)。

パリに行ってみたくなった。


『アジアンタムブルー』 ?

パイロットフィッシュに共通するところが多々。
悲しい話だ。
でも、抜け出す。
そうやって、生きて行く。
そんな話だ。きっと。


『九月の四分の一』 ?

まさにそんなころに読んだ。
大崎さんは、とにかく「記憶」について書くことが多いようだ。

恋愛短編集。
せつなくなるが、それでもやっぱり生きている。
あるとき、ふと思い出して、考えている……。


『別れの後の静かな午後』 2004.10

また、題名にやられた。
大崎さんワールドにひきこまれつつも、
“いくら気にいった作家さんでも、すぐには買わない”わたしのはずが、
即買いしてしまった。
まだ、読み終えてはいない。。。
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by shizuka_desu | 2004-11-08 03:44 |
2004年 11月 08日

いろいろやることはある

実は編集のアシスタントをしている。
アルバイトだが、未経験から学べるならアルバイトでも安時給でもかまわない……
とがむしゃらに探し、運良く有名出版社にもぐりこむことができた。
約7ヵ月前のことだ。

でも、どうやらあと1ヵ月ほどで“クビ”のよう。
仕事の中心である某フリーペーパーが、突如休刊になった。
そもそも、所属している事業部自体がなくなるようで、
編集長である上司も「来月以降やることがない」とぼやいている。
上司であり、編集の先輩である派遣の“姉さん”と少し泣いた。

まだ、正式に言い渡されたわけではないが、
ブックチームの契約書は事業部長に奪われ、「申し訳ない」と直属の上司は謝ってくれた。。。

わたしの、もうひとつの仕事である、週間誌での事業部の連載(?)スペースは、
その上司が引き継ぐことになるらしい。


たった7ヵ月で、一時的とは言え、編集の仕事から離れてしまうこと、
全体的に、やっとまとまってきた制作に関わる人々と、別れることが悲しい。


けれど、やることはたくさんある。


いまのうちに、まず旅をしておきたい。
なんだかんだと、実は好きな接客の仕事も、もう一度経験したい。
太ってしまったからダイエットもしなくっちゃ。
そして、カメラとノートとペンを持って、散歩をしなければ……。
それにはまず、現像しかされていない数十本のカラーネガをまとめなければならない。


まずは、少しボーっと頭を休めつつ、おもしろそうなヒトが集まるカフェバーでアルバイトを探そう。
お金が少したまったら旅に出て、来年の春には、また編集の仕事を見つける。

絶対だ。


この7ヵ月で、7ヵ月以上のことを学ばせてもらった。
編集長である社員の上司と、派遣の「姉さん」。
この人たちと対等に「編集」や「本づくり」について語り、
教えてもらうばかりでなく、意見を交換できる編集者になろうとおもう。
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by shizuka_desu | 2004-11-08 02:28 | きょうのこと